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入院

お食事について

ごあいさつ

栄養課では、入院する患者様にお食事の提供・栄養管理・栄養指導を行い、皆様の治療をサポートしています。

日々の食事がおいしいと思えるように「患者様は大切な家族」と考え、お食事の提供をしております。家庭的な雰囲気でおいしく、栄養価のバランスが良く、季節感のある食事を提供できるように努めています。

お食事時間には、患者様のもとにお伺いをして、栄養バランスや大きさや硬さが望ましいものであるかどうかを確認させていただいています。病棟では、食事の感想を聞かせてくださる患者様が多く、献立のヒントや励みとなっています。

デイケアにいらっしゃる患者様には季節や国・地域を感じさせる献立テーマによるバイキングランチ「ちそう緑峰」を月1回行っています。大変ご好評をいただいております。

退院後も健康な日常生活サポートするために管理栄養士による栄養指導を行っております。お気軽に栄養士までご相談ください。

給食

家庭的な雰囲気を大切に、四季の移り変わりを感じていただけるよう、日々の給食や行事に取り組んでいます。

うつ病と食事

うつ病の患者様には肥満や中性脂肪、血糖値が高い、メタボリックシンドロームの方が多くみられると言われています。
また、このような状態はうつ病をさらに悪化させる要因の1つでもあり、規則正しい食生活をおくることは治療の1つであるといえます。

規則正しい食生活のポイント
  1. カロリーの摂りすぎ注意、1日3食しっかり食べよう。
    1日2食で済ませると必要な栄養素が充足できないだけでなく、食後の高血糖を招きます。また、特に朝食は1日の生活リズムを作る大切な食事であり、栄養バランスの整った朝食をとることが重要です。
  2. 効果的な栄養素を摂取しよう。
    • 食物繊維の多い野菜やキノコや海藻類、乳酸菌を多く含むヨーグルト、乳酸菌飲料などを毎日欠かさず摂取しましょう。
      脳と腸は密接に関連しており、「食物繊維」や「乳酸菌」などの腸内環境を整える栄養素を摂取し、良好な腸内環境を保つことでストレスに負けない体を作りましょう。
      また、緑の野菜に多く含まれる「葉酸」も不足するとうつ病のリスクを上げるとされ、十分に摂取したいものです。
    • 週3回以上は魚料理をたべましょう。
      魚の脂に多く含まれる「DHA」や「EPA」はうつ病に有効であるといわれています。
    • 食後に1杯の緑茶を飲みましょう。
      緑茶に含まれる「テアニン」はリラックス効果があり、疲れた体を癒してくれます。
      近年、睡眠改善、認知機能改善といった効果があるという報告もあるほどです。