発達障害支援プログラム
プログラムの様子
このプログラムでは、発達障害についての知識を得ることや、発達障害を抱える人の生活の中で問題となりやすい「コミュニケーションの取り方」「生活・仕事の仕方」に焦点を当てて対策を考えます。
はじめに「発達障害の心理教育」を受けていただき、その後「発達障害のプログラム」への参加となります。プログラムを終えた方が集まって日々の生活について話し合う「ピア・カフェ」も行っています。外来・入院患者様が対象となります。
プログラムの流れ
1. サポーターを見つける |
サポートしてくれる人について考え、今後の生活に役立てます。 |
2. 相談する、援助を求める |
自分の事について、どのように相談するか・援助を求めるかを考えます。 |
3. 話の聞き方 |
自身のコミュニケーションの特徴を振り返り、適切な立ち振る舞いについて考えます。 |
4. 頼み方、断り方 |
職場や周囲の人々とのコミュニケーションスキルについて振り返ります。 |
5. 日常生活を営む力① |
日常生活で求められるスキルを振り返り、苦手な事の対策等を考えます。 |
6. 日常生活を営む力② |
時間やお金の管理の苦手さに対して、対策を考えます。 |
7. ピアサポート |
ピアサポートについて学びます。 |
8. ストレスコーピング |
特性による困り事、ストレスを振り返り、コーピングについて考えます。 |
9. 感情のコントロール |
生活の中でのトラブルを減らすことを目的に、感情のコントロールを考えます。 |
10. 感覚の過敏・過鈍性 |
自身、および他人の感覚について考え、整理します。 |
11. SST |
他者とのコミュニケーションについて振り返ります。 |
12. ディスカッション |
ディスカッションにてプログラムの学びを共有します。 |
ご利用にあたって
参加を希望される方は主治医にご相談ください。
また、医療保険の適用となります。自立支援医療費制度や福祉医療制度等も利用できますので詳細についてはお問い合わせください。
利用したいと思ったら
- 当院以外で受診されている方は、まずは、かかりつけの先生にご相談ください。
- 先生の許可が出たら当院に発達障害支援プログラム参加希望のご予約をしてください。
【フリーダイヤル】0120-57-2161(受付時間:午前9:00~午後5:00)
- 一度当院で診察を受けていただきます。(その際、紹介状をお持ちください)
※その後の診察は、これまで通りかかりつけの先生に受診することもできます。
- 実施施設の見学
- 利用開始