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外来

リワークセンター『SMAP』

当院のリワークプログラムとは
当院のリワークセンターではうつ病やうつ状態の患者様を対象として、復職・再就職を支援するリワークプログラム『SMAP』を行っています。SMAPとは、S=職場に M=戻ろう A=アシスト P=プログラムの略です。職場に近い環境の中で様々なプログラムを行い、早期の社会復帰を支援します。

利用するメリット

  1. 生活リズムの確立
    休職直後は生活リズムが乱れがちです。SMAPを定期的に利用して頂くことで、実際の就労に合わせた起床・出勤・退勤・就寝という生活リズムを確立することができます。
  2. 復職準備性の向上
    仕事を継続するには、業務遂行に必要な体力、注意力や集中力、判断力、コミュニケーション能力、ストレス対処能力などが求められます。様々なプログラムを通してこうした能力を養い、復職準備性の向上を目指します。
  3. 仲間の存在
    病気による休職・離職という同じ悩みを抱えながら、社会復帰という共通の目的を持った仲間に出会えます。時には悩みを共有し支え合い、社会復帰に向けての不安を緩和することができます。
  4. 再発・再休職予防
    病気の発症や休職・離職の要因となった点を振り返り、再発や休職を繰り返さないための対策を考えることができます。個別の担当スタッフが定期的に面談を行うため、話し合いながら振り返りを深めることができます。

週間予定(2019年4月現在)

午前 心理教育 集団精神療法 集団認知行動療法 グループワーク 発達障害支援プログラム
集団認知行動療法
個人ワーク オフィスワーク オフィスワーク
午後 ワークトレーニング スポーツ SST クラブ活動 1週間の振り返り
アロマテラピー オフィスワーク発表会 復職前講座
/就職前講座

※発達障害支援プログラム・集団認知行動療法は登録制です。参加条件はスタッフにご確認下さい。
※上記の週間予定は原則です。変更になることもありますのでご了承下さい。

日課

朝礼・終礼 活動の開始・終了時に行います。メンバーの中から日直担当者を決め、司会を担当する事で役割意識を持って取り組みます。
ラジオ体操 規則正しい生活リズムの獲得と体力、運動機能の向上を目的としています。
活動記録表の記入 日々の生活状況を振り返り、記録します。状態の変化を把握し、睡眠・生活リズムの安定などセルフコントロールへと繋げます。

プログラム

心理教育 病気や治療についての講義を受け、病気との付き合い方、復職時に生じやすいストレスの対処法、再発予防について学びます。
ワークトレーニング TRY(トレーニング・ルーム・ようなんの略、院内のトレーニング施設です)や卓球、野外活動(散歩)を通して体力の維持、向上を目指します。
アロマテラピー 専門家指導の下、心身のリラックス・ストレス発散を目的としてアロマテラピーを行います。時には日常生活で役立つリラックスグッズを作成します。
集団精神療法 テ-マに基づく講義や話し合いを通じて、自分自身についての振り返りを行い自己理解を深めます。
スポーツ ソフトバレーボール、バドミントン、グラウンド・ゴルフなどを行い、適度な運動により体力維持や増進、コミュニケーションスキルの獲得を目指します。
オフィスワーク発表会 オフィスワークプログラムで個別に取り組んだ課題などをまとめて発表を行います。発表者は資料作成や、人前で発表する練習となり、その他の参加者は発表を通して自己理解を深めます。
集団認知行動療法 自らの認知(考え方)や行動の特徴に着目し、修正したり新たな考えを得る事で気分の改善や行動の変化を図ります。
個人ワーク/オフィスワーク 病状や職務内容に応じて個別に課題設定し、取り組みます。集中力や持続力の改善を目的としています。例)読書、ビジネス文書作成など
また、これまでの自分の働き方を見直し、新たな働き方を獲得する自己分析課題にも取り組みます。
SST (社会生活技能訓練) 人間関係での課題をテーマとして設定し、意見交換やロールプレイ(場面再現)を行います。人付き合いの中で発生するストレスを減らす技術を獲得します。
グループワーク テーマに沿ってメンバー主体で活動を進めていきます。グループリーダーを中心として課題達成を目指す中で、主体性、協調性、自律性の向上を目指します。
クラブ活動 スタッフが顧問を務め、小グループで様々な活動を行います。体力作りやストレス発散法を獲得することを目的としています。
復職前講座 /就職前講座 復職前講座は休職中の方を対象に、復職に向けてどのように準備を進めていけば良いか等を話し合うプログラムです。
就職前講座は離職中の方を対象に、利用できる社会制度に関する講義や、話し合いを通じて再就職の準備を進めていくプログラムです。
1週間の振り返り 1週間単位で日々の生活を振り返ります。生活上の変化に気付くことで、自身の状態を把握するセルフコントロール力を高めます。

発達障害支援プログラム

発達障害の心理教育/
発達障害のプログラム
発達障害の診断がある方、発達障害の傾向がある方向けのプログラムです。発達障害を知り、自分の特徴を掴む「発達障害の心理教育」や、テーマに応じて生活の中での対策を考える「発達障害のプログラム」を行っています。
詳しくは⇒発達障害支援プログラムについて(リンク)

卒業者向けのプログラム

フォローアップセミナー/
フォローアップ交流会
リワークを卒業後、復職・再就職された方向けのプログラムです。リワークを卒業した仲間同士で交流することを通じて、再発予防・再休職予防に繋げます。

1日の予定

9:00 受付開始 来所後に受付名簿への記入、必要書類の提出をして頂きます。
9:30 朝礼・ラジオ体操 朝礼はメンバーの日直担当者が行います。
9:45 個人面談 定期的にメンバーの面談を行います。
10:15 午前プログラム 午前のプログラムを実施します。
11:45 昼食 昼食は無料サービスとして病院内カフェテリアのメニューを摂ることができます。
12:30 休憩 リワークセンター内で自由に過ごして下さい。
13:30 午後プログラム 午後のプログラムを実施します。
15:00 会計・清掃 清掃では役割分担に基づいた施設の清掃を行います。
15:25 終礼 明日の予定の確認、諸連絡などを行います。

ご利用にあたって

リワークプログラムは外来治療のひとつです。まずは主治医にご相談下さい。
また、医療保険の適用となります。自立支援医療費制度や福祉医療制度等も利用できますので詳細についてはお問い合わせ下さい。
☆自立支援医療適用の場合の参加料金 デイケア(1日)=約800円 ショートケア(半日)=約400円
遠方の方で利用を希望される方は、ネクステージ(支援アパート)の利用もできます。

利用したいと思ったら
  1. 当院以外で受診されている方は、まずは、かかりつけの先生にご相談下さい。
  2. 先生の許可が出たら当院にリワークプログラム参加希望のご予約をして下さい。
    【フリーダイヤル】0120-57-2161(受付時間:午前9:00~午後5:00)
  3. 一度当院で診察を受けていただきます。(その際、紹介状をお持ちください)
  4. リワークセンターSMAPの見学
    ※その後の診察は、これまで通りかかりつけの先生に受診することもできます。
  5. SMAP利用開始

送迎サービスについて

地域によっては、送迎サービスもご利用いただけます。
運行エリア
  • 大垣エリア:
    大垣駅→浅中公園周辺→養老町役場→当院
  • 海津エリア:
    駒野駅→海津庁舎→平田町役場→当院
  • 上石津エリア:
    上石津庁舎周辺→一之瀬→養老中央公民館→当院
  • 垂井エリア:
    梅谷コミュニティセンター→垂井町役場→養老ビッグ周辺→当院
  • 羽島・輪之内エリア:
    岐阜羽島駅→南濃大橋東→福束橋東→当院
  • 三重エリア:
    桑名駅→下野代→美濃松山→当院

※各エリアとも、利用者の乗車日に合わせて運行します。

  • 送迎バスは、コース・乗車場所等、調整してからのご利用になります。
  • 詳細につきましては、来院の際にお尋ねください。

各企業の総務等人事担当の方へ

うつ病などの気分障害と呼ばれる病気で悩んでいる労働者は珍しくない時代となりました。しかし、そのように働きながら病気治療をする方に対してお困りの際、私たちが出来る事でお役にたつことがあれば、ご連絡頂ければ幸いです。

【リワークセンターSMAP直通ダイヤル】0584-57-2514
(デイケアセンター悠遊と兼用です。)

SMAPの利用者

SMAPは2013年3月の開設から、2019年3月までの6年間で255名の方に利用して頂きました。
1日の平均利用者数は約19名となっています。その他のデータは以下をご参照下さい。

年齢構成(終了者は終了時点での年齢)
1.10~19歳 3人
2.20~29歳 46人
3.30~39歳 66人
4.40~49歳 86人
5.50~59歳 51人
6.60歳以上 3人
合計 255人
男女比
189人
66人
合計 255人

休職回数
1回 108人
2回 49人
3回 26人
4回以上 21人
0回 14人
未回答 31人
合計 249人

※学生除く

疾患別
うつ病 143人
躁うつ病 59人
神経症性障害 23人
その他 30人
合計 255人

業種(上位5種)
製造業 79人
公務員等 61人
サービス業 29人
医療・福祉 23人
金融・保険 12人
合計 204人
利用者の転帰
現在利用者の内訳(2019.3.31現在)
初回利用 22人
再利用 8人
合計 30人
利用者の転帰
復職・就職 155人
他機関移行 2人
中止 68人
合計 225人

復職率 69%